Point 1 建築コストに関する正しい考え方
建築コストを計るモノサシしとして坪単価を用いることがありますが、実は坪単価では、なにも判断できません。最初は安い坪単価でも、お引渡しの時にはまったく安くない坪単価になっているということは、とてもよくある話です。
予算から業者選びをすると、坪単価というモノサシで計りたくなるのは無理もありませんが、建物性能やご家族のこだわりは妥協して、予算の帳尻だけを合わせてしまうような設計になりかねません。
本来は建築コストのモノサシを「坪単価」ではなく、「人生全体の幸福感」というモノサシで計ることが必要です。ですから、コスト感ではなく、価値観で業者選びをすることが必要です。
価値観を共感できる業者を選んでから、予算に合せて設計するというのが本質で、予算ありきの坪単価で業者選びをしてはいけません。
Point 2 建物についての正しい考え方
建物は丈夫で長持ちする構造躯体を最優先してください。
当社では、耐震等級3を標準仕様とし、耐震等級を認定する機関への費用はすべて当社が負担しております。
そして、長持ちさせるためには、丈夫なだけでなく住み心地が良いことが大切です。
光熱費の負担が少なく、冬暖かく夏涼しい、快適な環境を実現しなければ、数十年で建て直すという事になりかねません。
いつまでも快適に住める年数が建物の価値であると私たちは考えています。
Point 3 業者選びに関する正しい考え方
家づくりをはじめると、早々に行き詰まるのが業者選びです。
ハウスメーカーにするか、ローコストビルダーにするか、地元の工務店にするか、設計事務所にするか、という選択肢で悩むところです。
間違いなく言えるのは、ハウスメーカーは新築建替え以外の提案はできないということです。
建替えかリフォームかお悩みの場合、両方の選択肢をご提案できるのは工務店なのですが、工務店に新築を依頼するというイメージができないという方も多く見受けられます。
しかしながら、建築家と家づくりとなるとイメージは膨らむのではないでしょうか。
当社は地元工務店でありながら、一級建築士事務所として設計業務も行い、設計施工を一貫してご提供しております。
工務店としての施工力も経験・実績ともに豊富ですので、リノベーションか新築建替えかをご家族の未来を見据えた上で最適なご提案をすることができます。
設計力と施工力を両方備えた当社ならば、将来の可能性を広げられる有望な選択肢になるでしょう。
Point 4 施工中に満足度を向上するための正しい考え方
構造見学会開催時に使い勝手検討会を実施
当社では設計段階でのイメージの具現化はもちろんのこと、施工中にもお客様の使い勝手を検討する機会を設けております。設計図面では気づかなかったちょっとした使い勝手を現場で検討することで、お施主様満足を向上する取組みです。
使い勝手検討会は、構造見学会開催のタイミングをおすすめしております。
構造見学会とは、お施主様のご承認をいただけた建築中の現場に限り、家づくりをご検討しているご家族に、豊泉工務店が建てる建物構造をご覧いただき、業者選びの参考にしていただくイベントです。
その構造見学会の開催時にお施主様向けの使い勝手検討会も実施いたしますので、通常の現場施工は休止し、安全な現場でゆっくり使い勝手のご検討をいただける機会にしております。
※お施主様におかれましては、なにとぞ構造見学会の開催にご協力いただけますと幸いです。
Point 5 アフターメンテナンスに関する正しい考え方
アフターメンテナンスには、経年劣化への対応のほかにも、台風や地震など、もしもの時のご対応が求められます。
地震や台風のあとに住宅に被害があった場合には、最優先で応急処置に駆けつけます。